思いがけずあちこちへと出かけた1日。吉祥寺のギャラリーフェブへ辻和美さんのガラスの展示を見に行く。様々な形の黒のピッチャーにとてもひかれる。テーブルの上に置いたらきっと良い景色になるだろうな、と。そのあと夏に出版されるという、ミルブックスの本の取材で中目黒に移動。時間があったので久しぶりにカウブックスを覗く。私がいる短い時間に外国の旅行者何組かが道を尋ねに入ってきたりして、その開かれた雰囲気が心地良い。読みたいと探していた本も、当たり前のように目の前に並んでいる。取材後、クラシカで奈良の「くるみの木」展が今日から始まるということで、そのままミルブックスの藤原君と行く。クラシカは上4階からがホテルの客室になっていて、3階にショップがあった。広々とした空間にくるみの木の世界が広がっていた。奈良のおいしいものに、くるみの木オリジナルのジャム、ざるやかご、ふきんなど、日常に欲しいものが揃っている。クラシカでセレクトされているものも目に新しくじっくり見てしまう。
そんな帰り道はというとずっと一緒の赤ちゃんで肩が、増えた荷物で両手が重く、こんな身には山手線は辛い・・・と感じながら帰ってきました。
白のカップはクラシカで見つけた「ワインカップ」。詩人立原道造の「盛岡ノート」はカウブックスで、黒ごまパンはクラシカに行く道すがらにあって気になっていた「しいの実社」のパン、飴はくるみの木展で